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Soft-exが伝える骨董品の歴史



日本の刀剣ブーム到来中!日本刀について徹底解説②!

日本刀は、日本の伝統工芸品としての価値が非常に高く、一目見ただけでも人を圧倒させる魅力があります。
前回は、日本刀についてとその種類を2つご紹介してきました。
今回Soft-exでは、日本刀の種類残り6つをご紹介していきたいと思います。


■日本刀の種類は8種類に分けられる?パート2!

・打刀

室町時代中期から江戸時代の終わりにかけて作られた打刀は、主に目標物を切ったり、刺し突きしたりするために用いられました。
刃長は、太刀よりも少し短めの60cm以上となっていますが、刃を上にして腰に差しているのが打刀の特徴です。
打刀は、刺し突きするために用いられていたため、中にはより効果を発揮させる目的で切っ先から刀身の半分以上を両刃としていたものも存在します。
また、太刀を磨き上げて短くすることで打刀としたものもあります。

・脇差

脇差は、打刀と同じく腰に差す刀ですが、刃長は30cmから60cmと小振りになっています。
江戸時代の武家諸法度から、武士が大小2つの日本刀を装備するように定められ、脇差の需要が一気に急増したそうです。
正規の日本刀ではないとされていたため、非武士身分でも装備することができた刀となっています。

・短刀

鍔が付いておらず、長さ約30cm以下の日本刀を短刀と言います。
短刀は、所持する方法によっては懐刀や腰刀とも言われていたそうです。

・槍

槍は、最古の狩猟道具とされており、長い柄の先に剣状の刃をはめ込んだ刺し突きするための道具です。
先についている剣の形状は、その時代や使用用途によっても異なっています。

・薙刀

「相手を薙ぎ払う」ことを目的として薙刀は作られました。
長い柄の先に刀身が付いており、刀身には反りが付いているものや両刃となっているものもあります。
薙刀とよく間違われるもので、「長巻」というものがありますが、長巻は太刀の柄を長くした刀です。
そのため、薙刀とは使用目的が異なります。

・剣

刀身の両面に刃がある両刃で、反りがないもの、さらに長さのある刀が「剣」とされています。
読み方は、「けん」もしくは「つるぎ」どちらでも間違いではありません。
西洋でよく用いられていた刀剣をイメージするとわかりやすいかもしれません。


■国宝に認定されている日本刀2振

2018年時点で、国宝に認定されている日本刀は2振あります。
大阪府の金剛寺に所蔵されている「無銘 附黒漆宝剣拵」と、石川県の白山比咩神社に所蔵されている「銘 吉光」です。
どちらも歴史深い日本刀となっているので、気になった方はぜひ調べてみることをオススメします。


by speedlink2033 | 2019-02-15 15:42
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骨董品に興味があるレントゲン機器会社Soft-exが骨董品の歴史について語ります!

by speedlink2033
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