先進国では文化や芸術への関心が高く、贅沢へ興味が向かうのが当然の流れですが、日本でも同じようなことが言えるとSoft-exでは考えます。
最近の古美術を趣味とする収集家はとても多くなっており、たくさんの古美術の本なども出回っています。
そんななかで、鑑定においてプロとアマの違いは知識のレべルでも同じくらいになってきている風潮にあり、怠けているようなプロであれば、アマに教えてもらうくらいの状況になっています。
しかし、プロとアマの違いはやはり大きいことも事実です。
現在の骨董の市場は、全国で300近くあり、集中しているのはやはり東京、大阪、京都、名古屋などの大都市の辺りになります。
大きな市場だと400人程度集まるような市場もあります。
業者価格で買えると思って市場に来ても、自分の商品を競り上げて売っている手法もあるので、プロとしてしっかりした目と知識を持っていないと騙されることになります。
競りでもリズム的に値段が上がっていくと、値段があがっていることに気づかなくなってしまい、思ったよりも高い値段で競り買ってしまうこともあります。
その場の雰囲気に流されず、しっかりした気持ちで勝負に臨むことが必要だとSoft-exは思います。